寒い日に歯が痛くなるのはなぜ?原因と対策

こんにちは。
静岡デンタルクリニックの浦野です。
もうすぐ4月になりますが、まだまだ寒い日が続きますね。
寒い日になると、歯が痛くなることはありませんか?
実は、寒さと歯の痛みには深い関係があります。
今回は、寒い日に歯が痛くなる原因とその対策についてお話しします。
被せ物や詰め物の冷えが原因の歯痛
被せ物や詰め物が入っている歯は、気温の変化による影響を受けることがあります。
特に、金属製の被せ物や詰め物は熱を伝えやすいため、気温の低下によって冷えて、その冷たさが歯の内部に伝わると、神経が刺激されてズキズキと痛むことがあります。
歯ぐきの血行不良が原因の歯痛
歯ぐきは体の末端にあり、毛細血管が多く集まっています。
そのため、寒さによって血行が悪くなると、免疫力が低下し、細菌への抵抗力が落ちてしまいます。
すると、歯周病が進行しやすくなり、歯ぐきが下がることで歯の根元が露出します。
露出した歯の根元が刺激を受けると、痛みを感じやすくなります。
寒い日の歯痛を防ぐためにできること
寒い日に歯の痛みを防ぐためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 冷え対策をする
マフラーやネックウォーマーを活用して、首周りを冷やさないようにしましょう。 - 丁寧な歯みがき
歯ぐきをマッサージするように優しくみがくことで、血行を促進できます。 - 定期的な歯科検診
定期的に歯の状態を確認し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
寒い日こそ歯のケアを大切に
寒い日は、被せ物や詰め物の冷え、歯ぐきの血行不良などによって歯が痛くなることがあります。
当クリニックでは歯ぐきの血行改善のためにお口のマッサージについてお伝えしています。気になる方はぜひお声掛けください。